さつまブログ~やりたいことやろう日記~

大学生活から私生活のことまで経験したことを書いていきます。旅行や読書、映画などの感想や基本的な勉強(英語、生物)についてかいていきます

この世界にiをこめて 感想

 


おはようこんにちはこんばんは

さつまいもです

 

今回はタイトル通り「この世界にiをこめて」という佐野徹夜さんの小説の感想を

話していきます。個人的感想なので参考程度に…

 

 

お勧め度は★★★★★です

 f:id:satumaimokun:20190407223716j:plain

この世界にiをこめて | メディアワークス文庫公式サイトより引用

 

 

あらすじ

 

生きづらさを抱え、退屈な高校生活を送る僕に、ある日届いた1通のメール。
【現実に期待なんかしてるから駄目なんだよ】
 でも、それは届くはずのないメール。送り主は吉野紫苑。彼女は、屈折した僕の唯一の女友達で、半年前に死んでしまった天才作家だった。
 あり得ないはずのメールのやりとりから、僕は失った時間を取り戻していく。やがて、遺された吉野の最後の言葉に辿り着いた時、そこには衝撃の結末が待っていた――。

この世界にiをこめて | メディアワークス文庫公式サイト

より引用

 

 

 

※これより先はネタバレを含みます

 

 

 

 

 

 

 

感想(ネタバレ含む)

初めに言いたいことは

 

愛とは何か?と愛がどのようなものなのかわからない

染井と吉野の愛を探す物語のような要素があるのかなと感じました。

 

 

私は愛とは何かよくわからないです...

わかっている人なんているのかなって感じですね(笑)

 

 

小説に誰もが愛をわかっているように振る舞い生きているといった

文がありその通りだなぁとつくづく思いましたね

 

 

小説内でも主要な人物は好きや愛といったものがわからないと

する人物が多くおり

最終的には恋愛ごっこまでしています

私も恋愛したいです

 

 

ところどころあるそんな恋愛に関するポイントが

とても考えさせられました。

 

 

考えさせられたという点で

 

何のために生きているのか?という人生観のようなポイントもすごく

考えました

 

 

文中には小説を書くためだけに生きている吉野のいない世界なんてつまらないだけだ

といった人物それぞれの人生とはという要素がちりばめられており

 

あなたは何のために何をするために生きているのか?

 

と問われているような気分にもなりました。

 

 

実際のところとても難しい質問ですよね。

ほとんどの人が

すぐには答えを出せないと思います。

 

このようなことも考えることができ問いが素敵だなと感じました。

 

 

面白いなと感じたポイントは

真白との夏休みの思い出が、すべて染井が書いた吉野の小説の続きだったという点が

びっくりしましたそういう展開なのか!?となりました。

 

 

ストーリー全体が吉野と染井の描いた物語として、最後に

小説が終わりに向かっていくところが、

 

 

序盤に出てきた虚数(i)と複素数平面における

現実とは違う世界線の話とが作者と物語の関係の

比喩のようなものになっているのかなと感じました。

 

 

 

最後に

今回この世界にiをこめてを読んで人生における目的や

愛とは何なのかといった様々な疑問に対し、考えることができ

とても考えさせられるいい本だと感じました。

 

 

どのような場面を読んでもすらすら読むことができ

さらに気づいたら話に入り込んでしまったような気分になり

とても綺麗で読みやすい文章だと感じました。

文章に引き寄せられる感じです。

 

 

佐野徹夜さんの君は月夜に光り輝くと同じで生き方が綺麗だと

このように生きたいと思える作品でとっても良かったです。

 

 

「この世界にiをこめて」よければ一度読んでみてください

きっと感動できると思います

 

 

長々と最後までありがとうございました

今日本屋で「DEATH 死とは何か...」という本が気になったので購入しました

また読み終えたら書きたいと思います。

 

皆さんはどんな本を読んでますか?

 

では今日はこの辺で

おやすみなさい